当社は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは「株式会社kitafuku」の夢です。
株式会社kitafuku(キタフク)(神奈川県横浜市、代表取締役 松坂匠記)は、クラフトビール醸造過程で廃棄となるモルト粕を活用したクラフト紙「クラフトビールペーパー」の製造開発を行っております。2022年には日本全国のブルワリーの皆さんに使っていただける製品を目指していきます。そして、その先には海外への展開を目指します!
クラフトビールペーパーについて
クラフトビールペーパーは、クラフトビールを醸造する過程で出るモルト粕を紙に混ぜ込んで作られたクラフト紙です。 モルト粕は、ひと月の醸造で2,000kgほど出ることもあり、そのほとんどが廃棄となっています。 廃棄となるものを価値ある紙製品に変えていく、アップサイクル実現を目指しています。
クラフトビールペーパーはこれまで2種類の商品展開を行っています。
クラフトビールペーパー
ところどころにモルト粕が見受けられ、モルトの存在を確かに感じる味わい深いクラフト紙となっております。モルト粕以外の原材料にも古紙・再生紙を活用しています。
使用例:メニュー表やポストカードなど
米坪157g、紙厚約0.23mm
クラフトビールカード
従来のクラフトビールペーパーよりも分厚く強度の高いカード紙です。色合いにモルト粕を感じさせる、艶のある上質なクラフト紙となりました。FSC認証を取得し、より環境に配慮した素材となっています。
使用例:配送用のギフトボックスや名刺など
米坪310g、紙厚約0.38mm
夢その1 紙でつながるビアマップをつくる
クラフトビールペーパーは、これまでもブルワリーをはじめ、飲食店や酒店などたくさんの方々に使っていただいております。私たちもできるだけ多くのブルワリーに足を運び、そのお店に関わる人たちの想いを感じています。
今後より多くのブルワリーや飲食店の方々に、取り入れたいと思っていただける製品を目指します。その先に、クラフトビールペーパーを使ってくれているお店を紹介するビアマップを作ります。
弊社の強みであるIT技術も駆使して、クラフトビールペーパーを通じて知ったお店の良さ、企業や店舗の魅力を私たちの視点で紹介していきたいです。
夢その2 海外にクラフトビールペーパーの製造ノウハウを伝える
クラフトビールペーパーは、今年1月にDW(Deutche Welle:ドイツ国営放送)に取材いただきました。
取材動画はこちら:https://p.dw.com/p/45PxT
この取材を経て、海外ではサステナブルな取り組みへの関心がより強いことを知りました。
また、クラフトビールは海外でも根強い人気となっています。
海外でもクラフトビールペーパーはぴったりの製品ではないかと考えました。
日本での製造ノウハウを共有していくことで、使用するモルト粕や紙の製造もすべて海外で行い、クラフトビールペーパーを海外でも使っていただくことがもう一つの夢です。
海外から伝わってきたビール文化ですが、クラフトビール業界のサスティナブルな取り組みは海外へ輸出したいと考えています。
エイプリルドリーム実現のために
・2つの大きな夢を実現するためにも、まずはクラフトビールペーパーが良い製品となるよう、課題解決に取り組んでいきます。
・直近の課題である、モルト粕運搬のための脱水・乾燥およびサスティナブルな取り組みの見える化をおこなっていきます。
・クラフトビールの良さをより深く知るためにたくさんビールを飲んでいきます!ブルワリー様からのご連絡、お待ちしております!(クラフトビールを飲みに行きます)
弊社エイプリルドリームにご関心をお寄せいただいた方がもしいらっしゃいましたら、いつでもご連絡ください!(メール、問合せフォーム、Instagram、なんでも大丈夫です)