環境に配慮して栽培の台湾産パインとレモン クラフトビールに

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(屏東中央社)光合成細菌を活用して栽培された台湾産果物を使ったクラフトビールが開発された。来月に南部・屏東県で開かれる産業見本市「屏東社区産業博覧会」で販売される。

ビールはパイナップルとパッションフルーツを組み合わせた「初昇」と、レモンを使った「佐光」の2種類。クラフトビール会社、台湾ヘッドブルワーズ(啤酒頭釀造、新北市)が手掛けた。

屏東県は昨年、県内に微生物資源普及センターを開設し、化学肥料の使用量削減につながり、環境に優しいとされる光合成細菌を使った農作物の栽培を推進している。

県によると、「初昇」のような2種類の果物を使ったビールは珍しいという。また超高圧処理で果物本来の風味を残したとしている。一方で「佐光」は爽やかでえぐみのないレモンの香りを閉じ込めた。

屏東社区産業博覧会は10月9日から11日まで、屏東公園(屏東市)で開催される。

(郭芷瑄/編集:齊藤啓介)

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環境に配慮して栽培の台湾産パインとレモン クラフトビールに=写真は屏東県政府提供(中央社フォーカス台湾)

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