富士桜高原麦酒 × 富士北麓ホップ生産者組合による、年に一度の“生ホップ仕込み”が今年も登場。
🍺 富士桜高原麦酒、富士山の麓から限定ビールをリリース

山梨県・富士河口湖町のクラフトブルワリー「富士桜高原麦酒(ふじざくらこうげんばくしゅ)」が、2025年10月31日(金)より数量限定で「プレミアムピルスナー 富士山ホップ版」を発売しました。
このビールは、地元の「富士北麓ホップ生産者組合」が栽培した“摘みたての生ホップ”を贅沢に使用した、年に一度しか仕込めない特別なラガービールです。
🌿 “生ホップ”だからこそ味わえる、鮮烈で瑞々しい香り
通常のクラフトビール造りでは、収穫したホップを乾燥・ペレット化して保存します。
しかし今回の「富士山ホップ版」は、ホップ収穫期に合わせて乾燥させずにそのまま使用。
「摘みたてのお茶のようなみずみずしい香り」と「自然そのもののアロマ」が感じられる、“フレッシュホップ”ならではの仕上がりとなっています。
使用ホップは、山梨県産の「かいこがね」を中心に、「カスケード」「センテニアル」といった海外品種もブレンド。
これにより、柑橘やハーブを思わせる香りと、ピルスナーらしい爽快なキレが見事に両立しています。
👨🌾 地域連携による“富士山クラフト”の象徴的プロジェクト
このビールを支えるのは、富士北麓地域のホップ生産者たち。
富士吉田市・忍野村・富士河口湖町にまたがる「富士北麓ホップ生産者組合」は、地域資源を生かした農業とクラフト文化を融合させる取り組みを進めています。
醸造を担当した富士桜高原麦酒のブルワーたちは、ホップ収穫・選別の現場にも参加。
生産者とブルワリーが一体となり、富士山の恵みを最大限に生かした“地域発のクラフトビール”が生まれました。
さらに、富士吉田市を拠点とする「BRIGHT BLUE BREWING」もプロジェクトに協力。
地域クラフトのネットワークが生んだ、まさに“富士山ブルーイングカルチャー”の集大成とも言える1本です。
🍊 テイスティングノート:香るラガー、柑橘とハーブの余韻

- スタイル:ピルスナー(プレミアムピルスナー)
- アルコール度数:5.5%
- IBU(苦味):55
- 容量:330ml瓶
- 価格:税込660円(希望小売価格)
- 特徴:
・フレッシュな柑橘アロマと軽快なホップの青み
・クリアな飲み口と上品な苦み
・後味にほのかなハーブ感と富士山の水のような透明感
ペアリングには、魚介のグリルやハーブチキン、塩焼きの焼き鳥、さらには和食の肉じゃがなど、あっさりした料理との相性が抜群です。
🏞️ 富士桜高原麦酒とは

富士桜高原麦酒は、富士観光開発株式会社が運営するブルワリーで、
富士山の伏流水を仕込み水に使い、ドイツの伝統技法を忠実に守る“正統派クラフトブルワリー”です。
醸造長の宮下天通氏は、ドイツ・デーメンス醸造専門学校で学び、国家認定ブルーマイスターの資格を取得。
日本におけるヴァイツェンスタイルの草分け的存在として知られ、「富士桜高原ヴァイツェン」は国内外のビアアワードで数々の金賞を受賞しています。
🛒 販売情報
- 発売日:2025年10月31日(金)
- 販売場所:
・富士桜高原麦酒直営「シルバンズ」売店(山梨県富士河口湖町)
・山梨県内のスーパー・コンビニ
・オンライン販売(楽天市場など) - 販売数量:限定醸造(売り切れ次第終了)
🍻 ビアなび編集部コメント
“生ホップ仕込み”はブルワーにとってもタイミングと技術が求められる挑戦的な造り方。
その分、ホップの生命力と土地の香りがそのままグラスに届く、一期一会の味わいです。
富士山の麓で育ったホップと水、そして職人の技が生み出す特別なピルスナー。
ぜひ秋の夜長に、湯気立つ鍋や焼き魚とともに味わってみてください。


