酪農が盛んな道東の標茶町で9日行われた成人式では、町内産の牛乳を原料に使ったクラフトビールが新成人にプレゼントされました。
道東の標茶町で行われた成人式には、およそ50人の新成人が参加しました。
式典のあと新成人にプレゼントされたのは、地元の農協がこの日のために開発した2種類のクラフトビールで、地元の高校生たちがそれぞれ名付けた「らてなさけ」と「小麦肌のあの子からの誘惑」です。
町内産の脱脂粉乳を加えて醸造されていて、ビールの入った箱に貼られたのしには地元の小学生たちが描いた絵とお祝いのメッセージが添えられていました。
式典後の会場ではビールが完成するまでのショート動画も上映され、最後に新成人たちは好きなデザインの箱を持ち帰っていました。
受け取った新成人の1人は「自分たちのために時間をかけて作られたものだと思うのでとても嬉しいです。ビールは大好きなのでこれから仲の良い友達とすぐに飲みたいと思います」と話していました。
このクラフトビールは11日から町内の農協で数量限定で一般販売されます。