オランダの独立系ファミリーブルワリー Royal Swinkels の「Bavaria 0.0% グレープフルーツ」が、World Beer Awards 2025 のノンアルコール・フレーバービール部門でWorld’s Best(世界最高賞)を獲得。さらに同社は、併催の Icons of Beer で3度目となる「Sustainable Brewery of the Year」も受賞しました。品質とサステナビリティの両輪で世界的評価を得たビッグニュースです。
目次
受賞ポイント(かんたん解説)

- 世界最高賞(World’s Best):Bavaria 0.0% グレープフルーツが、各国スタイル別選抜の最終審査でトップを獲得。公式テイスティングでは、淡いピンクの外観にフレッシュなグレープフルーツの香り、軽やかな飲み口と爽快なフィニッシュが評価されています。
- サステナビリティ表彰:Royal Swinkels は Icons of Beer にて3年連続で「Sustainable Brewery of the Year」。同社の取り組み(エチオピア・ハベシャ醸造所での温水バッファーや e-ボイラー導入、オランダ・エームスハーヴェンのゼロ・エミッション麦芽工場など)が高く評価されました。
World Beer Awards とは?
世界各国からビールが集い、スタイルごとに審査・国別表彰を経て、各部門の**“World’s Best”**を決める国際アワード。2025年の各部門受賞一覧は公式サイトで公開されています。
そのほかの入賞(Bavaria/Swinkels ブランド)
- ノンアル部門:
- Bavaria 0.0% レモン=銀、0.0% ピルスナー=銅、0.0% ホワイト=銅
- アルコール部門:
- Bavaria ピルスナー、8.6 Intense Cherry=国別最高賞
- Swinkels Pils、Bavaria ピルスナー グルテンフリー、8.6 Red、8.6 IPA、8.6 Gold=銀
- Bavaria Pils、8.6 Extreme、8.6 Black=銅
※一部は日本未発売。
ビアなび視点:ノンアル市場の追い風に
低アル&ノンアルは日本でも定着フェーズ。**“味わいを犠牲にしない0.0%”**が世界基準で評価されたことは、ビアファンの“シーン拡張”(昼飲み・運転前・アクティビティと併用など)にもポジティブ。イベントの“ウェルカム一杯”やフードペアリングの幅出しにも重宝しそうです。
基本情報(受賞銘柄)
- 銘柄:Bavaria 0.0% グレープフルーツ
- スタイル:ノンアルコール・フレーバード
- 生産者:Royal Swinkels(オランダ)
- 受賞:World Beer Awards 2025 World’s Best No & Low Alcohol Flavoured Beer(世界最高賞)
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