ブドウの果皮活用 クラフトビール16日発売 いわきワイナリー(福島県いわき市)と羽田スカイブルーイング連携

完成発表会で新ビールを披露する(左から)川本、大屋、四家、台の各氏=東京都大田区
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いわきワイナリー(福島県いわき市)がブドウの果皮を原料として提供したクラフトビール「ぶどうのそらエール」の完成発表会が15日、東京都大田区のレストラン兼ビール醸造所「羽田スカイブルーイング」で開かれた。都内では同レストランなどで売り出し、いわきワイナリーでは16日から販売する。

完成発表会で新ビールを披露する(左から)川本、大屋、四家、台の各氏=東京都大田区

完成発表会で新ビールを披露する(左から)川本、大屋、四家、台の各氏=東京都大田区

ワインを製造・販売している、いわきワイナリーがブドウを搾った後に残る果皮の有効利用を目指し、ビールの商品化を担う大鵬(東京都)運営の醸造所が開発した。全国の信用金庫でつくる「よい仕事おこしネットワーク」が仲介し、ひまわり信用金庫(本部・いわき市)、城南信用金庫(本店・東京都品川区)が協力した。

完成発表会では、いわきワイナリーの四家麻未マネジャー、大鵬の大屋幸子社長、城南信金の川本恭治理事長、ひまわり信金の台(うてな)正昭理事長が商品を披露。四家マネジャーは「いわきでの取り組みが都内で発信される機会になる」と期待。大屋社長は「飲みやすいビールに仕上がった。今後も継続的に造っていく」と述べた。新ビールは330ミリリットル入りで715円(税込み)。

完成発表会で新ビールを披露する(左から)川本、大屋、四家、台の各氏=東京都大田区

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