新型コロナの影響で「家飲み」が定着するなか人気を伸ばしていのが「クラフトビール」。きょう、関東甲信越10都県の生産者が集まり、技術向上のため、意見交換する初めてのイベントが開かれました。
東京国税局と関東信越国税局がきょう合同で初めて開催したのは、国内最大級の「クラフトビアカンファレンス」です。関東甲信越10都県にある91の製造所が互いの技術を向上させるため集まり、ビールの醸造方法などについて意見交換を行いました。
今回は「IPA」と呼ばれる種類の「ホップ」の香りと苦みが特徴のビールが対象で、会場では生産者が同業者の商品を試飲し、情報交換をする姿がみられました。
千葉から参加した醸造家
「普段お会いできないブルワーさんの方とたくさんお話できた。持っていない情報を聞くことができたので、参考になることしかなかった」
ビール業界をめぐっては、新型コロナの影響で業務用の販売が落ち込んでいますが、東京商工リサーチによりますと、去年の主なクラフトビールメーカーの総出荷量は1年前と比べて7.7%増加。巣ごもり需要で今後も成長が期待される分野となっています。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye6012728.htm