食で阿蘇を盛り上げようと、阿蘇市の赤米を使ってチーズにあうように作られた新しいクラフトビールが完成しました。
開発されたクラフトビールは、阿蘇市の赤米と名水として知られる産山村の「池山水源」の水を使って作られた「阿蘇レッドIPA」です。
25日は会社の担当者が阿蘇市役所を訪れ、佐藤義興市長に完成したビールを贈呈しました。
このビールは、チーズに合うビールを開発したいと阿蘇市のチーズ工房と連携して開発されたもので、色は赤く、強い苦みのなかにほのかな甘さがあるのが特徴です。
佐藤市長は、公務中だとして味わいませんでしたが、香りを嗅ぐと「少し甘いようなほんのりとした香りがする。チーズと楽しみながら飲んだら幸せを感じるビールだと思った」と話していました。
開発したみなみ阿蘇ビール株式会社の梶川悟史さんは、「チーズを一口食べてから、ビールを飲むと、苦みとチーズのコクが融合しておいしく味わえる。阿蘇の情景を思い浮かべながら楽しんでもらいたい」と話していました。
このビールは、来月1日から、阿蘇市の観光施設、「ASOMILKFACTORY」などで先行販売され、その後、県内の観光施設などで販売される予定だということです。