クラフトビール来月1日発売。酒類業者5社が共同開発/豊橋技科大がネーミングなど協力

「DAMONDE」のラベルをデザインした安藤さん㊧と原社長
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東三河の酒類業者5社が共同でクラフトビールの製造会社を立ち上げ、地元の農産物を副原料としたビール(発泡酒)を開発した。ラベルデザインと商品名を豊橋技術科学大学の学生や教職員から募集し、8月から販売を始める。

「DAMONDE」のラベルをデザインした安藤さん㊧と原社長

「DAMONDE」のラベルをデザインした安藤さん㊧と原社長

会社の立ち上げには、豊橋小売酒販組合を中心に酒造業の伊勢屋商店や販売業者が参加し、2月に「ファイブビジョンブリュワリー」を設立した。社長に就いた原博史さん(同組合)らには「お酒の販売が低迷していて、このままでは業界がだめになる」との危機感があり、女性や若者にも好まれるよう、田原産の夏みかんを副原料に使用。さわやかな柑橘(かんきつ)系の香り豊かなビールを開発した。

商品化にあたって、ラベルデザインとネーミングを、豊橋技科大に協力を要請。学内から募集した案の中から、デザインの最優秀賞として総務課職員安藤沙苗さんの作品を選び、新商品に採用することになった。優秀賞は柏原晴香さん(応用化学・生命工学課程2年)の作品が受賞し、佳作4作品も選ばれた。

商品名は、瀧内雄二さん(建築・都市システム学系助教)の「DAMONDE(だもんで)」を最優秀賞に選び、商標化して売り出す。優秀賞は高津直志さん(研究推進・社会連携課)の「さわやぎ」が選ばれ、佳作2作品も決まった。

DAMONDEは330ミリリットル入り660円。8月1日から豊橋市の「道の駅とよはし」などで販売する。

「DAMONDE」のラベルをデザインした安藤さん㊧と原社長

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