熊本県大津町産のホップとカライモ「すいおう」の茎や葉を原料にしたクラフトビールが完成した。町の新しい特産品にしようと、肥後おおづ観光協会(山下和貴理事長)と同町のクラフトビール専門店「WITCH CRAFT MARKET[ウィッチ クラフト マーケット]」(田上晃子代表)が共同開発した。
「すいおう」は茎や葉を食用に適するよう開発された品種で、ビールはフルーティーで切れ味良く仕上がった。同店で販売するほか町内の飲食店で提供され、町のふるさと納税の返礼品としても活用される。
商品名は「WITCH CRAFT MARKET #01[ワン]」で、330ミリリットル入りが800円。今後、町特産のキンカンやお茶なども原料にして、シリーズ化する予定。
4日、山下理事長ら観光協会のメンバーと田上代表が町役場を訪れ、完成を報告。前日に試飲したという金田英樹町長は「苦味が少なく飲みやすい。今後もどんなビールが誕生するのか楽しみ」と期待した。(中村美弥子)
大津町産のクラフトビール完成 地元のカライモの茎葉とホップ原料|熊本日日新聞社
熊本県大津町産のホップとカライモ「すいおう」の茎や葉を原料にしたクラフトビールが完成した。町の新しい特産品にしようと、肥後おおづ観光協会(山下和貴理事長)と同...