クラフトビール解禁30周年を記念し、500種類を超えるビールが幕張メッセに集結!クラフトビール市場好調 2023年度クラフトビール市場実態調査結果を初公表
日本クラフトビール業界団体連絡協議会(以下クラビ連)は、2025年4月9日(水)〜13日(日)に「ビアEXPO2025」を幕張メッセにて開催いたします。本イベントは、日本のクラフトビール(地ビール)誕生30周年を記念して企画した、これまでにない「展示会(企業展示)」「ビアカンファレンス」「ビアフェス」を統合して行う日本最大規模のクラフトビールイベントです。
「ビアフェス」では全国45都道府県から203社が参加し、500種類以上のビールが提供される予定です。その他にもビアEXPO2025公式ビールや限定グッズ、ステージコンテンツなどを展開します。
また、2023年度(令和5年度)のクラフトビール市場実態を調査した結果、2023年度は課税移出数量が約1.8%増、売上金額が約7.2%増となり、ビール・発泡酒におけるクラフトビールシェアも0.02%上昇し、全体の1.72%となりました(初公表)。
一時期の停滞感から抜け出し、クラフトビール市場には再び上昇の兆しが見えています。

ビールの提供数は、日本最大規模!海外・国内コンペ受賞ビールも多数登場
「ビアEXPO2025」では全国45都道府県から203社が参加し、500種類以上のビールが提供される予定です。ビアフェスでのビール提供数としては日本最大規模です。各ブルワリーからのビールに加え、ビアEXPO公式ビールや出店ブルワリーと「バーチャルYouTuber(以下VTuber)」とのコラボビールも提供されます。
また、4月12日(土)18時開始のステージコンテンツでは「Japan Great Beer Awards 2025」の表彰式が初めて一般公開され、金賞受賞ビールをイベント会場で楽しむことができます。
※出店ブルワリーの詳細はこちら。※提供されるビールの詳細は4月4日(金)に公式SNS・特設サイトにて公開予定です。


Japan Great Beer Awards 2025概要
概要:クラフトビア・アソシエーション(⽇本地ビール協会)によるクラフトビールの品質向上に資するための、⽇本国内で醸造されるビールに特化した審査会です。
審査日:2月22日(土)、23日(日)
出品事業者数:231
出品ビール数:809
2025年度入賞一覧:https://www.beertaster.org/medal/jgba2025_award.pdf
ビアEXPO2025公式ビール「エンジョイ ビアEXPO IPA」
醸造ブルワリーは公募で選出し、三重県伊勢市に拠点を構えるブルワリー伊勢角屋麦酒がビアEXPO2025公式ビールを醸造します。
Hop Steiner社の新品種ホップ「Erebus」に焦点をあてたWest Coast IPAです。黄金色のやや霞かかった外観で、ホップ由来のシトラスやベリー、奥行きのある甘い香りや味わいが感じられます。7%のアルコール度数ながらも、口当たりはすっきりとしていて、後味も爽やかです。新品種ホップ「Erebus」の魅力が感じられる一杯に仕上がりました。

公式ビール製品概要
製品名:エンジョイ ビアEXPO IPA
ビアスタイル:Bone-Dry Hop Saturated West Coast IPA with New Variety Hop
アルコール分:7.0%
原材料:大麦麦芽(ドイツ製造)、糖類、ホップ
内容量:350ml
賞味期限:充填から180日
※ビアEXPO2025会場内で缶で提供・販売されます。
※一部小売店・直営店などでも販売を予定しています。
ビアEXPO2025限定VTuberコラボビール
4月12日(土)・13日(日)のビアフェスでは、いま若年層を中心に人気を集めているVTuberとのコラボ企画を行います。
ビール好きのVTuberたちとブルワリーが協力して醸造したビアEXPO2025限定のコラボビールを会場限定で提供します。VTuberとブルワリーの組み合わせは、2024年12月23日(月)にYouTubeで行われたマッチング配信で決定しました。コラボビールは、各ブルワリーの出展ブースにて入場者どなたでも試飲できます。

Vtuberコラボビールマッチング結果
朝陽にいな × 八ヶ岳ブルワリー
今酒ハクノ× SOUTH HORIZON BREWING
凰牙るき × WAKAYAMA BREWERY
かしこまり × 北アルプスブルワリー
キョンシーのCiちゃん × OGABREWING
キョンシーのCiちゃん × 合同会社テングビール
咲乃もこ× JouZo BEER BASE
敷嶋てとら × KARIYA 75 BREWING
敷嶋てとら × ぬとりブルーイング
天開司 × REVO BREWING
※完成したコラボビールは、各ブルワリーの出展ブースにて試飲可能です。
飲みたいビールが見つかるAIサービスやツアーを展開
クラフトビールについてまだあまり知らない方でもお楽しみいただけるようなコンテンツを提供します。AIがおすすめのクラフトビールを教えてくれるサービス「KanpAI」は、性格や食の好みを判断する5つの質問に答えることで、ブルワリーのストーリーや、クラフトビールの特徴、お客様の性格診断や、味の好みを分析し最高の1杯が利用者に提案されます。

また、クラウドファンディングサービス「Makuake」限定で、ビアジャーナリストとイベント内を巡るツアーがセットになったチケットを4種販売しています。
ツアーでは「開業3年以内! 新進気鋭のブルワリーツアー」や「IPA飲み比べツアー」などのテーマ別にビールをお楽しみいただけます。
ビールと一緒に楽しめるコンテンツも多数開催
4月12日(土)・4月13日(日)には、会場内のステージでライブ演奏やブルワー(醸造士)によるトークイベント、豪華景品があたるクイズ大会などのステージコンテンツを用意しています。




オリジナルデザインのTシャルやキャップなどのアパレル商品を中心に、クリアファイルや栓抜き缶バッジなど、ビールファンに喜んでいただけるグッズを複数販売予定です。

また、ビアEXPO2025に出展するブルワリーで実際に醸造を担当するブルワーと乾杯写真がとれる「乾杯サイネージ」や、キッチンカーでのホットドッグやステーキなどビールに合う食事も提供します。





業界関係者だけでなく一般参加者も楽しめるカンファレンスと展示会も同時開催
ビアEXPO2025ではビアフェスだけでなく「カンファレンス」「展示会(企業展示)」も開催しています。「カンファレンス」は、醸造方法からブルワリー経営、ビールカクテル講座までビールに関わる知識をお伝えするものです。


業界関係者を中心に、参加者の知見向上を目的として、40のカンファレンスを開催します。4月10日(木)・11日(金)は業界関係者限定、4月12日(土)・13日(日)は一般のお客様も追加の有料チケットを購入いただくことで、参加いただけます。
※カンファレンススケジュールはこちら


また、「展示会(企業展示)」では30以上のブースが出展し、最新の醸造設備や、ホップやモルトなどの原材料を展示します。
普段の生活ではあまり目にすることのないビールづくりの裏側を見て知ることができます。さらに、ハウス食品「完熟トマトのハヤシライスソース」や国分グループ本社株式会社「缶つま」など、日々の晩酌を彩るおつまみが楽しめるブースも出展予定です。
※カンファレンスへ参加できる有料チケットは開催日当日に会場で販売します。
※カンファレンスのみの参加はできません。
イベント実施概要
イベント名:ビアEXPO2025
開催日:2025年4月9日(水):ビアEXPO2025 レセプションパーティー
※出展ブルワリー、スポンサー、ビール関係者のみ参加が可能です。
2025年4月10日(木)〜4月13日(日):展示会、カンファレンス、ビアフェス
開催場所:幕張メッセ 国際展示場「展示ホール3」(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
アクセス:JR京葉線「海浜幕張駅」から徒歩5分
想定来場者数:2万人
特設サイト:https://0423craft.beer/expo2025
主催:日本クラフトビール業界団体連絡協議会(クラビ連)
後援:国税庁
※雨天決行・荒天中止
※内容は変更になる可能性があります。更新および変更の情報は特設サイトにてご案内します。
チケット情報

公式グラス

4月12日(土)・13日(日)チケットは公式グラス付。ビアEXPO2025のロゴの描かれたイベント限定のビアグラスです。
会場では1杯50mlずつの少量をいれて提供するため、より多くの種類をテイスティングいただけます。
公式ガイドブック
3月7日より全国の書店・オンライン書店にてビアEXPO2025公式ガイドブックが発売中です。
イベント会期中はもちろん、イベントが終了しても全国のブルワリー巡りをする際に必携の1冊となっております。
日本のクラフトビール巡り
全国203ブルワリー集合!ビアEXPO公式本
著者:ビアEXPO運営事務局
出版社:リトルモア
定価:税込1,650円(本体価格1,500円+税)
ISBN:978-4-89815-602-5
仕様:A5判/192ページ/並製(ソフトカバー)

テレビCM
3/17からは「ローカルビールをローカルテレビ局が応援!」を合言葉に、ご後援いただいているTOKYO MXテレビ、テレビ埼玉、テレビ神奈川、 ちばテレビ、サンテレビにてテレビCMもスタートします。

特にTOKYO MXテレビ(地上波9ch)では、17日(月)〜21(金)迄の間、朝帯7:00〜「おはリナ!」、夕方帯17:00〜「5時に夢中!」、土曜17:00〜「田村淳の訊きたい放題!」、日曜18:00〜「日曜はカラフル2」の各番組内において、MC卓上にビアEXPOパネルを設置しプレースメント広告も行いました。
2023年度クラフトビール市場実態調査結果を初公表 市場好調
①2023年度課税移出数量・売上金額
2023年度の課税移出数量は4万4528キロリットル、売上金額は386億7400万円でした。昨年実施した2022年度の課税移出数量4万3745キロリットル、売上金額360億6600万円と比較すると、課税移出数量は約1.8%増、売上金額は約7.2%増という結果となりました。
要因として、各事業者の値上げや、比較的販売単価の高い小規模事業者の数が増加したことが考えられます。また、クラフトビール自体の認知度の向上や、各地方の事業者のインバウンド需要への取り組みにより、製造量・販売金額ともに増加しています。
②2023年度ビール業界におけるクラフトビールシェア
2023年度ビール業界における課税移出数量ベースでのクラフトビールシェアは1.72%で、2022年度の調査時より0.02%上昇しました。

③参考:地域別醸造所数・課税移出数量・売上金額割合
「2023年度クラフトビール市場実態調査」回答社143のうち、地域別では醸造所数は首都圏が多く、課税移出数量・売上金額においては中部、首都圏の順に割合を大きく占めています。


日本において、全てのブルワリーを対象としたクラフトビールに関する統計情報は存在しません。その結果、業界全体の把握や将来の市場予測ができておらず、業界発展の大きな妨げになっています。
クラビ連は、今後も国内すべてのブルワリー様のご協力のもと市場調査を実施し、統計情報を公表することを目指します。
調査概要
調査期間:2023年4月1日~2024年3月31日
調査範囲:調査期間末日までに醸造を開始した、大手以外の全ブルワリー
調査ブルワリー数:769
回答社数:143※回答社以外の課税移出数量・売上金額については推定
推定方法:各ブルワリーの醸造規模をA~F(Aが最も小規模)に分類し、未回答事業者については以下の方法にて推定
※A~E:回答社の同分類の中央値を使用 F:過去実績等から個別計算
※大手5社 課税移出数量はキリンホールディングス、BarthHaasのレポートより推計
日本クラフトビール業界団体連絡協議会(クラビ連)

日本クラフトビール業界団体連絡協議会(通称:クラビ連)は、全国地ビール醸造者協議会、日本地ビール協会、日本ビアジャーナリスト協会から成る団体です。各団体活動の相互支援と、これまで存在しなかった「全国のクラフトビール事業者を繋ぎ集約するコミュニケーション機能」の役割を担い、業界が一枚岩となることでクラフトビール市場の飛躍的な成長を目指します。
