福岡県久留米市の名物「焼きとり」メニューの一つ、ダルム(豚の腸)に合うクラフトビールを「久留米焼きとり文化振興会」(同市)などが企画・開発した。18日から加盟店24店で提供するほか、久留米市内の「地場産くるめ物産館」2店で販売する。
商品名は「ダルムピルスナー」で、低温発酵、長期熟成させた。アルコール分が4.5%と低めで飲みやすく、すっきりした味わい。瓶詰で1本税込み572円。加盟店で飲む場合の基準価格は同750円。振興会の永松雄一郎会長は記者会見で「久留米の焼きとりをより多くの方に認知してもらいたい」と話した。
久留米市では、鶏肉、豚肉など全ての串焼きが「焼きとり」と呼ばれ、「久留米焼きとり日本一フェスタ」が例年の人気行事。しかし、新型コロナウイルスの影響で2020~21年の開催は中止となった。