仏の高級食料品ブランド「FAUCHON(フォション)」と、京都府北部・丹後地域の特産品加工や販売などを手掛ける「丹後王国ブルワリー」(京丹後市)が共同でクラフトビール「La Délicieuse(ラ・デリシューズ)」を開発。9月から「フォションホテル京都」(京都市)と、同ブルワリーが運営する通販サイト「丹後王国こだわり市場」で販売されている。
フォションが日本で初めて販売するオリジナルのクラフトビール。商品名は日本語で「美味」を意味するという。色や香り、味わいをゆったり楽しめる「エールビール」の一種で、ホップのフルーティーさと丹後産のビーツを使用した鮮やかな朱色が特徴。
すっきり飲みやすいが、しっかりとした味わいで、世代を問わず受け入れられる味わい。330ミリリットル入りで660円(税込み)。
130年以上の歴史を誇るフォションが手掛け、パリに次いで世界で2軒目となる同ホテル。3月に開業したが、準備中、ホテルのレストランなどで地元の食材を使ったフランス料理を提供するため、地元業者を探していた際、同ブルワリーの存在を知った。
職人が手作りで高品質のビールを製造し、多くの賞を受賞している同ブルワリーは、フォション側が1900年代前半に製造・販売していたクラフトビールを復刻させ、日本で提供したいという熱意に賛同。今回の共同開発となった。
仏フォションと丹後王国、クラフトビール共同開発
仏の高級食料品ブランド「FAUCHON(フォション)」と、京都府北部・丹後地域の特産品加工や販売などを手掛ける「丹後王国ブルワリー」(京丹後市)が共同でクラフ…