塩害から生まれた「ネギ」でクラフトビールを開発 千葉商科大学

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ネギラエール」は、千葉県山武市にある「道の駅 オライはすぬま」と共同開発。同学部は山武市と連携協定を結んでおり、学生53人が「山武市応援学生隊」に任命されている。

ビールの原料には、山武市の「海水ねぎ」を使用。海水ねぎは、2002年に発生した台風による塩害をきっかけに生まれたネギで、海水を葉にかけて栽培され、通常のネギよりも太く甘みがある。「ネギラエール」は、ほのかなネギの香りを感じられ、すっきりとしたクリアな味のビールで中華料理や鍋に合う。グラム単位でネギの量を調整し、度重なる試作を経て完成した。開発からビール工房や販売先との交渉、ラベルデザインに至るまで、同ゼミ3、4年生の計38人が関わった。

「ネギ×ビールでエールを!」をコンセプトに、これからの時代を生きる全ての人を”ネギ”らうとともに、”エール”を送るという意味で「ネギラエール」と名付けられた。ネギの花言葉には「くじけない心」という言葉があり、「この商品と共にどんな困難も乗り越えていこう」という思いを込めている。

道の駅「オライはすぬま」では3月5日~6日に販売イベントを実施。また、リカージャック富浜店(千葉県市川市)でも販売する。CUCオリジナルクラフトビール「ネギラエール」(330ml)は630円(税込)。

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流通
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